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- 2014.04.04
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シルク印刷にて多色印刷をする場合、インクの上に印刷する部分と紙に直に印刷された部分での印刷の質感の違いが出ます。写真の黒の部分に濃いエリアと薄いエリアがありますがこれがインクの上か紙に直かの違いです。
濃い部分がインクの上で、薄い部分が紙の上となります。
インクを吸収する紙や表面に表情がある紙だと違いが大きいです。
佐久間
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- 2014.03.28
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この写真はタントの黒にツヤ銀箔を押してエンボス加工を掛けたものです。
通常、黒い紙へのエンボスは影が出来ず目立たないのですが、箔押し+エンボスだと少し具合が違ってくるようです。
エンボスという意味での立体感は白い紙に劣りますが、写真を見ていただくとお分かりいただけると思いますが非常に高級感が出ます。
黒い紙に箔押し+エンボス、高級感を出したい時にはお勧めです。
佐久間
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- 2014.02.14
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この写真はデイライトペーパーという蛍光色の紙にシルク印刷で粒子の細かい銀色を印刷したものです。
鮮やかなオレンジ、ピンク、イエローと落ち着いた感じの銀との対比が印象的です。
写真では判断しづらいのですがイエローに印刷された銀よりもピンクやオレンジに印刷された銀は青っぽく見える錯覚のような影響も表れています。佐久間
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- 2013.07.07
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ラメ(グリッター)印刷ができるのもシルクスクリーン印刷ならではです。
それでは、『ラメ印刷にエンボス加工はできる??』
これも弊社では加工可能です。
もちろんエンボス加工をしてラメがはがれやすくなることもありません。
カード売り場に行っても、意外とこの「ラメ印刷&エンボス加工」が使われているカードが少ないんです。
もしかするとラメ印刷にエンボス加工はできないとお考えのデザイナーさんも多いのかもしれません。
そしてこの技術を用いた結婚式カードの製作を(ついに!)担当させていただきました。
その作品がこちらです!!エンボス加工によって盛り上がった部分にのみラメ印刷が施されています。ラメの色・紙の質感・デザイン次第では、こんなに上品なカードに仕上がります。
凸部の光の乱反射により、ラメの輝きが平面よりも強く感じますね!
「ラメ印刷+エンボス加工」、色んな作品に使われることを期待しています!
繁岡
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- 2013.02.06
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衝撃的なプチプチの表紙で話題となった「デザインのひきだし17」の印刷に引き続き、今回の「デザインのひきだし18」の表紙印刷も担当させて頂きました。
「蛍光紙にパール印刷をしてみたい」と編集部の津田さんから連絡があったのが年末。また面白そうなことが始まる予感です。2013年はこの仕事でスタートしました。まずは蛍光紙「デイライトペーパー」にパール印刷のみのパターン、普通紙に蛍光インク+パール印刷のパターンで2種類テストしてみました。
普通紙に蛍光インク+パール印刷も綺麗に仕上りましたが、ベタ面印刷のためにゴミの混入や用紙の反りの危険などがあること、なによりも「デイライトペーパー」の輝度が素晴らしすぎるため「デイライトペーパー」にパール印刷の方向性で決定したようです。
また、パールインクも見る角度によって表情が変わり、非常に面白い表現になりました。
「文字は蛍光青インク」
徹底的な蛍光へのこだわりを感じさせるご要望に答えるべく、次なる文字インクの校正が始まりました。しかし、この蛍光青のインクは透明性が高く下地のオレンジと重なることで、「蛍光青」というより「普通の紺色」、に変色してしまいました。
↑『蛍光青? ただの紺色?』
そこですかさず「白インクベースの水色を印刷してみよう」と方向転換。
コレが大正解で、白インクをベースしたことでインク自体の隠蔽力が高まり下地の蛍光オレンジに負けない強い水色を表現することができました。
さらに反対色同士が強く発色することで、水色インクがさらに鮮やかさに見えるという期待していなかった効果もオマケでついてきて、「色々やってみるもんだ」とまた感じさせられる作品となりました。今回の内容も盛りだくさんで非常に読み応えがあります。
「デザインのひきだし18」是非、手にとって見てください。
とっても眩しいです!!繁岡
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