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- 2014.09.18
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立て看板にシルクスクリーン印刷
「立て看板」にシルクスクリーン印刷をしました。
幅570mm 高さ1590mmの看板上部に白インク1色で1枚印刷。
通常、印刷対象物は寝かせた状態で印刷をしますが、今回は大きさの都合上で立てたまま印刷をします。失敗は許されません。このように大きい部材に印刷する場合「現場刷り」といって私達スタッフが版・インクなど印刷現場に持ち込んで印刷する場合もありますが、今回は工場内で印刷することが出来ました。やはり慣れた環境で印刷が出来ればそれに越したことはありません。
1枚1箇所のみの印刷ですが、印刷までの段取りは通常以上に慎重に行います。
1. 養生
印刷対象物はもちろん、版のアルミ枠にもクッションを貼りこみ
印刷時に摩擦で傷が入らないように丁寧に養生します。2. シミュレーション
2人1組で印刷をします。一人は版を持ちつつも後ろから看板を押さえる係。
もう一人は印刷担当となります。実際印刷するくらいにスキージに圧力を加え
看板をどの程度の強さで押さえるかインプットします。3. 印刷
躊躇は禁止。一気にプリントします!4. 乾燥
印刷後、丁寧にドライヤーをかけて印刷完了です。このようなシルクスクリーン印刷では失敗はできないため
あらゆるリスクを想定しながら準備をすることが重要となります。繁岡
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