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- 2016.06.30
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映画・テレビ番組・CM・PVなどの美術を行う美術制作会社のオフィスハラ様がこの度社名変更をされるということで、「社名変更案内ハガキ」の製作をさせていただきました。
製作のご相談を頂いたのが、納期の約1週間前。
用紙や印刷加工方法を打ち合わせ後、すぐに製作スタートです。
ギリギリ納期の中でしたが、なんともカッコ良い案内ハガキが完成致しました!
活版印刷風箔押しをご希望されていたので、ある程度の厚みがある「特Aクッション 0.6mm」をチョイス。思いっきり凹ませましょう。
シルクスクリーン印刷で宛名面の2色をプリントし、さらに案内面のオレンジ部分もシルクスクリーン印刷で印刷しています。
鮮やかなオレンジの色合いは、シルクスクリーン印刷ならではの強い発色です。案内情報の黒文字は全て活版印刷風箔押しで表現しており、さらにはシルクスクリーン印刷のオレンジ部分も「オレンジ部のみの凸版」を作り、活版印刷風箔押し後に改めて凹ませております。
こうすることで全体的に文字部分が凹み、統一感のある仕上りになっております。
▼宛名面にも影響するほどの強力圧力でプレス!グッと押した感がでております。
見た目にもインパクトがあり、力強いイメージに仕上げることが出来ました。
今後の益々のご活躍をお祈り申し上げます。
用紙 : 特クッション 白 0.6mm
サイズ: 100mm×148mm
加工 : ①【宛名面】シルクスクリーン印刷 特色2色
②【案内面】シルクスクリーン印刷 特色1色
③【案内面】活版印刷風箔押し 黒箔
④【案内面】デボス加工 シルクスクリーン印刷オレンジ部分
⑤仕上げ断裁 - Page Top
- 2016.01.12
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明けましておめでとうございます。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。今年1回目のブログは繁岡美術の年賀状のご紹介です。今年は「レーザー加工」と「シルクスクリーン印刷」を組み合わせた作品にしました。
用紙はピュアマットホワイト厚口を選択。ピュアマットは、水彩画や写真などの長期保存用として額装されるほどしっかりとした厚みがあり、コットン50%の中性紙なので「温もり」「柔らかさ」が感じられる非常に私好みの用紙なのであります。
▼ピュアマットの厚みは「薄口」「厚口」「超厚口」と3種類あり、今回使用した厚口でも約1.6mmあり、超厚口になると約2.5mmの厚みがあります!
まずはこの用紙に、レーザー加工で絵柄を3回彫刻して深めに凹みを作ります。
この凹み部分に、版を使わずに直接インクを紙に乗せ、スキージをこすって凹みにインクを流し込み乾燥。
紙がインクを吸収するので、このインクを流し込む作業を2回行いました。
そうすることで凹みの黄色インクが水々しく発色する、なんともバナナが美味しそうな年賀状が完成しました。
2016年も遊び心を持ちながら真摯な姿勢で製作活動に邁進いたします。
本年もどうぞ宜しくお願い申し上げます。 - Page Top
- 2014.07.31
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誠に勝手ながら弊社では、8月14日(木)~8月17日(日)までを夏期休業期間とさせていただきます。
皆様にはご迷惑をおかけしますが、何卒ご了承の程宜しくお願い申し上げます。繁岡
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- 2011.02.11
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シルクスクリーン印刷や箔押しなどの近代的な加工技術を
用いたカードを作る一方で、戦後から続いている日本古来の
本金吹き絵の技術で作っているカードも弊社にあります。この吹き絵の技術で作る本金カードは、現在でも外国の賓客を招いた際に
内閣のレセプションルームで行われる晩餐会に使用されています。
歴代の総理大臣がこのカードを使用したと思うと感慨深いものがあります。
製作工程数は10工程、100枚のカードを作る期間は
なんと4日間にも及びます。このように非常に手間がかかり本金を使用しているなど、
現在では商売としての広がりは厳しいところですが
今現在弊社が婚礼カードを製造するきっかけは、
この吹き絵のカードが根底にあるからです。
これが繁岡美術の根っこです。繁岡
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