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- 2014.09.25
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nenz山口様よりご依頼の招待状を制作しました。
あらかじめオフセット印刷と合紙してある紙を支給していただきました。赤い部分の糸模様の部分はすこしだけブックリと段差になっております。
シルクスクリーン印刷をする場合この段差を考慮した版やインクの調整が必要になります。
魅力はなんといってもランダムな赤い糸の模様。
一枚として同じものができないのが良い所です。
最近では珍しい、箔押しをしていない婚礼カードの完成です。【素材】
てまり(朱) 四六判 90kg + テイクGA-FS 四六判 135kg 合紙【加工】
全2工程
①シルクスクリーン印刷 金1c/0c
十条ケミカル VACメジウム+中島金属#91金
②型抜き加工+穴あけ加工【その他】
オフセット印刷、合紙加工、紐付け加工は弊社で加工しておりません。高橋
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- 2014.09.18
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「立て看板」にシルクスクリーン印刷をしました。
幅570mm 高さ1590mmの看板上部に白インク1色で1枚印刷。
通常、印刷対象物は寝かせた状態で印刷をしますが、今回は大きさの都合上で立てたまま印刷をします。失敗は許されません。このように大きい部材に印刷する場合「現場刷り」といって私達スタッフが版・インクなど印刷現場に持ち込んで印刷する場合もありますが、今回は工場内で印刷することが出来ました。やはり慣れた環境で印刷が出来ればそれに越したことはありません。
1枚1箇所のみの印刷ですが、印刷までの段取りは通常以上に慎重に行います。
1. 養生
印刷対象物はもちろん、版のアルミ枠にもクッションを貼りこみ
印刷時に摩擦で傷が入らないように丁寧に養生します。2. シミュレーション
2人1組で印刷をします。一人は版を持ちつつも後ろから看板を押さえる係。
もう一人は印刷担当となります。実際印刷するくらいにスキージに圧力を加え
看板をどの程度の強さで押さえるかインプットします。3. 印刷
躊躇は禁止。一気にプリントします!4. 乾燥
印刷後、丁寧にドライヤーをかけて印刷完了です。このようなシルクスクリーン印刷では失敗はできないため
あらゆるリスクを想定しながら準備をすることが重要となります。繁岡
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- 2014.09.05
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株式会社エープロ様よりご依頼のカラーコンタクトサンプルプレートを製作しました。
3mm厚の透明アクリルに裏から印刷することにより、アクリルの透明感を生かした奥行きのある印刷となります。
なんと色数は8色になりました。1色でも印刷ズレがあるとNGになるシビアな印刷・・・。
丁寧に丁寧に印刷を繰り返した結果、見当合わせもバッチリ。
現物のコンタクトから色を合わせたためそっくりな色合いになりました。【素材】
透明アクリル 3t【加工】
全10工程
①シルクスクリーン印刷 0c/8c
十条ケミカル VACインク使用
②マスキング
③アクリル整形【その他】
4面付け印刷後整形なのでマスキングで保護をしました。
※アクリル整形はおこなっておりません。高橋
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- 2014.09.04
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9月6日(土)から開催するセタガヤデザインプロジェクトの企画として、橘様・昭和女子大学 橘研究室の皆様よりアクセサリーカードを製作をご依頼いただきました。
セタガヤデザインプロジェクトとは、世田谷のものづくりを再発見して、学生ならではのやわらかな発想で新しいものづくりを提案するというもの。
世田谷のものづくりの「たのしさ」「おもしろさ」「うつくしさ」を伝えていく活動です。セタガヤデザインプロジェクト
会期: 2014年09月06日(土)~2014年09月28日(日)
時間: 9時~20時
会場: 東京都世田谷区太子堂4-1-1 キャロットタワー
生活工房ギャラリー(3F)オフィシャルサイト
http://www.setagaya-ldc.net/program/259/春先よりプロジェクトのお話をいただき何度かの打ち合わせのあと、実際に工場を学生さんに見ていただき構想をねっていただきました。
そこで決まった仕様が紙に模様を印刷してそれをスクラッチインクで隠し、更にくり貫いてアクセサリーにしてしまおうという驚きの発想!
若い方の柔軟な発想が羨ましいです。スクラッチインクなので削ることで想い想いのデザインに仕上げることが可能で下地に隠された模様も相まって面白い表現ができます。
【素材】
ディープマット ローストナッツ 4/6 265kg
ディープマット アッシュ 4/6 265kg
ディープマット ミストグレー 4/6 265kg【加工】
全6工程
①シルクスクリーン印刷 5c/0c
十条ケミカル Qセットインク使用
セイコーアドバンス 788ベースクリアー☓3回印刷
セイコーアドバンス 673シルバースクラッチインクを仕様
②型抜き加工【その他】
吸水性のある紙のためベースクリアーを3回かさねて印刷 - Page Top
- 2014.08.19
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モーションデザイナー/フォトグラファーの高橋未希様よりご依頼の名刺を製作させていただきました。
MIKI TAKAHASHI WEBSITE
http://miki_takahashi.prosite.com使用した紙はなんと本物の写真を使用!
つまり生写真にシルクスクリーン印刷をしています。1枚の写真から2枚分の名刺を切り出す仕様になっています。
断裁した後には写真部分が意図したレイアウトではなく、偶然の産物によるレイアウトとなるため同じ名刺が1枚とありません。全てがオンリーワンの名刺になるんですね。昔の写真っぽく、ということで白フチを追加。
シルクスクリーン印刷をうまく使った遊びこころいっぱいの名刺になりました。【素材】
カラー生写真【加工】
全3工程①シルクスクリーン印刷 2c/0c
1色目:十条ケミカル VACインク メジウム+白少々
2色目:十条ケミカル VACインク 特白②仕上げ断裁
高橋
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