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- 2015.01.21
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ブックカバーのデザインを初め、多くのデザインを手がけられている、岡本健事務所様の年賀状を制作させていただきました。
紙の上に白インクを2回刷り、蛍光黃と蛍光オレンジを刷りました。
実物はもっと目にくる蛍光色となっております。シルクスクリーン印刷特有の厚盛り感を感じます。
シルクスクリーン印刷を合計5回行った、とても贅沢な年賀状が完成しました。
額縁に入れて飾ってみたりしたくなるような素敵な年賀状です。岡本健事務所様のHPはこちらです。
http://www.okamoto-plus.com/profile/profile.html全6工程
①シルクスクリーン印刷 (Qインク 白×2回)
②シルクスクリーン印刷 (Qインク 蛍光黃)
③シルクスクリーン印刷 (Qインク 蛍光オレンジ)
④シルクスクリーン印刷 (VACインク メジウム+金)
⑤断裁紙 羊毛紙支給
斎藤
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- 2015.01.16
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先日、株式会社エチュードゥマン様が運営、企画、制作など行われている、pop up dressのポストカードの製作に携わらせていただきました。
日常の中で見落とされがちなものに目を向け、そこに美を見つける–
このコンセプトのもと、紙選びからご一緒に選ばせていただきました。
使用したのは厚手のボール紙です。インクは地の色を活かすものを使用しました。
紙のざらつき、一色目の生成りと二色目の白の重なる部分と重ならない部分による、3色目の出現。
インクを刷り重ねることによる質感の変化。何度も話し合いを重ね、狙う仕上がりを目指しました。
仕上がりをご覧になったお二人がとても喜んでくれたので、私自身もとても嬉しかったです。
ポストカードの裏のロゴはスタンプで一枚ずつ押していったそうです。
pop up dressのホームページはこちらです。
http://popupdress.compop up dressを実際に私も身につけさせていただいたのですが、巻いただけでこうもワクワクするものか!と思うほどで、普段見ている作業場の風景がまた違って見えたりしました。
身に付ける人の気持ちを心地よく高めてくれる、素晴らしいものだと思いました。とっても素敵なモノづくりをされている、pop up dressの皆様を心から尊敬しております。
全3工程
①シルクスクリーン印刷 (VACインク 生成り)
②シルクスクリーン印刷 (VACインク 白)
③断裁紙 NSボール#11
斎藤
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- 2015.01.13
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世田谷区でデザイナーをされているARROW MARK様よりご依頼の年賀状を製作させていただきました。
エスプリKという片面がコートされた光沢紙にシルクスクリーン印刷で印刷しています。
蛍光顔料が入っているインクは基本的にツヤ消しになりますので、印刷した蛍光インク部分はツヤ消し、「メエ〜」と色が抜けている部分は紙の地の光沢感がでており、たった1色のプリントで非常に効果的な演出がされています。更に格子状に細い線で印刷したのは偏光パール!
見る角度で色々な色に見える面白いインクです。蛍光色に負けず良いアクセントになっています。今回は蛍光色違いでオレンジ、ピンク、グリーン・イエロー、と4種類の年賀状を製作しました。4種の年賀状を積み上げたら、まるで側面に印刷したかのように綺麗に色がわかれました。
一枚一枚になってしまうとわからないのですがこういったところは製作者の役得ですね。
【素材】
エスプリK L判 31kg【加工】
全4工程
①シルクスクリーン印刷 1c(色替え4回)/1c
●十条ケミカル
Qセットインク
蛍光オレンジ、蛍光イエロー、蛍光グリーン、蛍光ピンクを使用
●偏光パール
●細銀⑤仕上げ断裁
高橋
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- 2015.01.09
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182×182mmサイズの羊毛紙を使ったクリスマスカードのご紹介です。
写真だと分かりづらいですが、片面に大きく白い箔押しを施しています。
白い紙に白の箔なので普通に押しても目立ちにくいので、ここは敢えて食い込むぐらい強く押す事で柄に存在感を出してみました。
250kgという厚み、そしてクッション性もある羊毛紙ならではの強プレスです。①シルクスクリーン印刷 1色(赤)/1色(緑) 十条ケミカル SPインク
②箔押し クルツジャパン 顔料箔白(V911N)
用紙 羊毛紙 250kg羊毛紙の様なガサガサした質感の紙はインクが滲みやすく尚且つ、擦れによる裏写りが発生しやすい種類の紙なのでシルク印刷(緑・赤の部分)にも工夫が必要でした。
紙用のインクではなくビニール系のインクを使用することにより裏写りを軽減し、滲みやすい性質をインクの粘度を高くすることにより最小限に抑えました。佐久間
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- 2015.01.05
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新年明けましておめでとうございます!
本年もどうぞよろしくお願い致します。2015年一発目のブログは弊社の年賀状についてです。
12月の上旬から構想を練り、シルクスクリーン印刷で同じ版を使用して十回以上刷ったらどうなってしまうんだろうか?立体的になっておもしろい表現ができるのではないか?
そんな疑問や好奇心からこの年賀状は生まれました。そして、テーマは『雪原を駆けまわるひつじたち』にしました。
2015年はひつじ年ということで、紙は羊毛紙190kgを使用。
ザラザラふさふさしたひつじのような紙の質感を活かすために、ひつじの形に抜かれるような仕上がりになるデザインで、雪を表現するために白いインクを使用しました。印刷を十回以上も重ねるので、印刷後の箔押しはインクが溶けてしまうなどのトラブルが予想されたので、印刷の前に金と銀の箔押しをしました。
箔押し後はひつじの顔の部分を薄いスミで印刷しました。
インクの透明度を高くしつつも、色を付けて紙の質感が損なわれないようインクを作りました。その後は白インクでひたすら印刷を重ねていきました。
皆さまのご多幸を祈りながら重ね刷りすること何と15回!(2015年にちなんで・・・)印刷しては乾かして、印刷しては乾かしてを繰り返す工程は、地層を作っていっているような気持ちになりました。
また、印刷されている部分と、されていない部分があるため、光にかざして透かしてみるとまた違った表情が現れます。
インクの刷りによって出来た気泡が暗い夜空に輝く星のよう…。
まるで、星空を駆けまわっているひつじたちのようです。結果として、普通に見た場合と光にかざして見てみた場合で表情が違うので、ひつじたちの昼の様子と夜の様子をこの年賀状で表現することができたのではないのかなと、思います。
ひつじの群れは平和や安泰などの意味もあるようで、皆様にとって昼夜問わず、幸多き一年になることを心から願っております。
本年もどうぞよろしくお願い致します。
【工程】
①箔押し 101つや消しの金・ムラタ2B銀使用
②シルクスクリーン印刷 VACスミ+メジウム
③シルクスクリーン印刷 Qセット白×15回刷り
④断裁使用した紙 / 羊毛紙190kg
斎藤
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