繁岡美術

布・Tシャツへの印刷の特徴

シルクスクリーン印刷で、布製品や、Tシャツなどへ印刷をする場合の特徴として以下の点があげられます。

• 洗濯しても色が落ちにくい。
• 1色ごとに版が必要なため、シルエットで表現できる図柄向き。
  写真（1）のようなものは不可能。
• インクを直接印刷するため、ご希望どおりの色でプリントが可能です。
• 中綿の入ったジャンパーや、裏生地の厚いジャンパー等へのプリントはできない場合があります。
• ポリエステル系のジャンパーでは、日が経つとプリント面に生地の色が出てしまう場合があります。

インクについて

布製品に使用されるインクには大きく分けて2種類あり、水性インクと油性インクに分かれており、弊社で使用しているインクは水性インクになります。 水性インクの特徴を簡単に御説明いたします。

水性インク（2タイプ有り）

タイプ1
・生地目に浸透するサラサラした手触りのインクです。
・生地の風合いを生かした印刷が可能です。
・白や淡色カラーのTシャツのみに使うことが出来ます。
・但し染色の様に、色が生地糸に染み込むわけではありません。

タイプ2
・黒や紺等の濃色カラーのTシャツや、スウェット、パーカー等の荒厚生地使用するインクです。
・繊維に浸透しません。
・印刷表面はカサカサしています。

油性インク

油性インクは発色も良く伸縮性も高いインクですが、
インクが割高で高温の熱処理が必要になる為弊社ではお取扱しておりません。